なでしこジャパン２３選手が発表　初選出４人は全員浦和

なでしこジャパンに初招集された猶本光

　日本サッカー協会は２日、今月８日の国際親善試合・ニュージーランド戦（金鳥スタ）と女子アジアカップ（ベトナム）に出場する女子日本代表（なでしこジャパン）メンバー２３選手を発表し、日本が地元開催で３位に躍進した１２年Ｕ―２０女子ワールドカップ（Ｗ杯）で活躍したＭＦ猶本光（２０＝浦和）ら４人が初選出された。

　初選出の４人は全員が今季なでしこリーグで首位を走る浦和からの選出で、１０チーム中７位に低迷するＩＮＡＣ神戸からはＭＦ澤穂希（３５）ら４人がメンバー入り。海外組からの招集は、ＤＦ宇津木瑠美（２５＝モンペリエ）、ＭＦ川澄奈穂美（２８＝シアトル）、ＭＦ木龍七瀬（２４＝スカイブルー）、ＦＷ大儀見優季（２６＝チェルシー）の４人にとどまり、前回Ｗ杯優勝メンバーでもあるＤＦ近賀ゆかり（２９＝アーセナル）、ＤＦ鮫島彩（２６＝ヒューストン）、ＤＦ熊谷紗希（２３＝リヨン）、ＭＦ大野忍（３０＝アーセナル）、ＭＦ田中明日奈（２６＝フランクフルト）、ＦＷ安藤梢（３１＝フランクフルト）、ＦＷ岩渕真奈（２１＝ホッフェンハイム）らは招集されなかった。

　ベトナムで行われる女子アジアカップは来年カナダで行われる女子ワールドカップ（Ｗ杯）のアジア最終予選を兼ねており、日本は１次リーグでオーストラリア、ベトナム、ヨルダンと対戦。参加８カ国中上位５カ国に入れば、Ｗ杯の出場権を獲得する。