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大分 逆転負けで6戦勝ちなし 田坂監督「したたかにやられた」

[ 2013年4月13日 16:52 ]

鹿島に敗れた木島(24)ら大分イレブン

J1第6節 大分2―3鹿島

(4月13日 大銀ド)
 リーグ戦で勝ち星のない最下位大分はホームに迎えた鹿島に2―3で逆転負けを喫した。これで今季6戦4敗2分で、最下位を脱出できず。FW高松が先制点を決め、FW森島の同点弾で2―2に追いついたが、終了間際にFW大迫に決勝ゴールを許した。

 前半はシュート数7―4で大分ペース。25分、右の森島からのアシストをトラップし、ゴール左にいたFW高松が先制ゴール。DF西を振り切り、ゴールネット右に突き刺した。1―2で迎えた後半23分にDF安川がゴール前へのロングパス。FW森島が空中戦を制し、ダイレクトでヘディングシュートを押し込んだ。田坂監督は「したたかにやられた。非常に悔しい試合」「リスタートからやられてる」と唇をかんだ。3失点で惜敗したが、試合内容には悲観せず「内容は非常に良かった。きょうみたいな戦いをすれば」と手応えを口にした。大分は20日に同じ昇格組の湘南と対戦。次戦で今季初の勝ち星を狙う。

 鹿島は前半36分にMF柴崎が約40メートルの位置からミドルシュート。今季初ゴールで同点に追いつくと、後半12分にはMF野澤が見事なFKの直接弾で逆転。鹿島復帰後初ゴールを決めた。終了間際にはFW大迫が決勝ゴール。「狙っていた」というこぼれ球に反応し、二度目の逆転に成功した。大迫は「チーム一丸となって戦った結果」と胸を張った。

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