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G大阪4試合ぶり白星!!遠藤&今野さすがの存在感

[ 2013年4月1日 06:00 ]

<札幌・G大阪>サポーターにあいさつするG大阪イレブン

J2第6節 G大阪3―1札幌

(3月31日 札幌ド)
 ようやくお目覚めだ。G大阪はアウェーで札幌に3―1で快勝し、長崎戦以来、4試合ぶりの勝ち点3を挙げた。MF遠藤保仁(33)、DF今野泰幸(30)の代表勢がさすがの存在感を見せ、順位も3位にあげた。神戸は2―1でアウェーの松本に逆転勝ちし、勝ち点15で首位をキープ。京都は徳島にホームで1―2と敗れ、2連敗となった。

 モヤモヤを解消する白星だ。ここまで1勝4分けで8位と低迷していたG大阪が札幌相手に3―1で快勝。4試合ぶりの勝ち点3を手にした長谷川監督は「今季で一番いい内容」と胸を張った。

 先制、中押し、ダメ押しと理想的な形で得点を重ねた。前半43分、倉田のクロスをレアンドロが頭で合わせて先制。後半14分には二川の浮き球のパスに「来るイメージができていた」という家長のダイレクトボレーで追加点。さらに同36分、相手クリアボールを岩下が頭で押し込んで試合を決定づけ、1万7000人超が訪れた完全アウェーのスタンドを沈黙させた。

 28日に帰阪したばかりの日本代表コンビも厳しい日程の中、3試合ぶりに出場。ダブルボランチで試合を組み立てるだけでなく、チームに落ち着きをもたらすなど存在感を見せつけた。司令塔の遠藤は「みんなが90分ファイトしていた。きょうのようなサッカーを続けていけば、優勝の確率は高くなる」と巻き返しへ自信の表情。豊富な運動量で攻守に貢献した今野も「チームが同じ方向を向いている」と手応えを口にした。

 これで開幕から6戦負けなしとなり、順位も3位に浮上した。次節は7日、今季未勝利の万博で、東京Vを迎え撃つ。内容と結果の両方を手にして勢いづいた長谷川ガンバが、シビレを切らして待っているナニワのサポーターに、今度こそホーム初白星を届ける。

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2013年4月1日のニュース