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鵬翔 宮崎県勢初の決勝進出!PK戦で星稜倒す

[ 2013年1月12日 14:02 ]

全国高校サッカー選手権準決勝 鵬翔2-2(PK4―3)星稜

(国立)
 第91回全国高校サッカー選手権第6日は12日、準決勝が行われ、鵬翔がPK戦の末に星稜を下し14日に行われる決勝に進出。宮崎県勢の決勝進出は史上初の快挙。

 試合は、得意のサイド攻撃からチャンスを作る星稜が先制。前半14分、右サイドからのグラウンダーのクロスを相手DFを引き連れたFW今井がスルー。ファーサイドに流れたボールをフリーで待ち構えていたMF寺村が流し込んで1―0とした。

 しかし、星稜が勢いを増すかと思われた同31分、鵬翔がゴール正面でFKのチャンス。キッカーを務める2年生のMF小原が鋭いカーブでゴール左隅に突き刺して同点とした。

 後半は終了間際にゴールラッシュ。同36分、DF松岡が右から挙げたクロスを受けたMF井田が、ゴール右の角度のない位置から突き刺して勝ち越し。しかし直後の同38分、FKをゴール前に放り込むと、ゴール前の競り合いからFW高妻が落としたボールをMF東が豪快に決めて再び同点となりPK戦に突入した。

 PK戦は互いに2人ずつ失敗して迎えた6人目、先攻の星稜はFW村上がバーに当てて失敗。後攻の鵬翔はMF川崎がゴール右に冷静に決めて悲願の決勝進出を果たした。

 星稜は、CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑を擁して4強入りした04年度の過去最高成績を上回ることが出来ず、準決勝で涙をのんだ。

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2013年1月12日のニュース