吉田麻也　フル出場も３連敗　チームは最下位転落

ウェストブロミッジ戦でゴール前で競り合うサウサンプトンの吉田（左）

　イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは５日、アウェーでウェストブロミッジと対戦し、０―２で敗れた。

　ＤＦ吉田麻也はセンターバックでフル出場したが、ＦＷ李忠成はベンチ外。吉田は開始早々、足を滑らせてボールを失いピンチを招くミスも。前半３６分に相手のミドルシュートが吉田に当たって先制ゴールを決められた。

　チームはリーグ戦３連敗で、ＱＰＲと同勝ち点ながら得失点差で下回って最下位。アドキンス監督は「失点の多さにショックを受けている」と１０試合２８失点と不安定な守備に言及し、「われわれは困難な挑戦をせざるを得ない状況に直面している」と早くも残留が危ぶまれる状況に危機感をにじませた。