×

女子選手の海外移籍サポート、なでしこの活躍で4年間延長

[ 2012年9月14日 06:00 ]

 日本サッカー協会は13日の理事会で、海外でプレーする女子選手をサポートすることを目的とした海外強化指定選手制度を4年間延長することを決めた。同制度では、海外移籍を希望する選手に対し、支度金20万円や1日につき1万円など、移籍の際にかかる費用を補助。これまで沢穂希や宮間あや、大儀見優季ら計8選手が対象となった。

 昨年のW杯ドイツ大会と今年のロンドン五輪を見据えて10年にスタート。今年8月まで実施されたが、一定の成果が出たとの判断から、15年W杯と16年リオ五輪に向けて延長される。期間は最長4シーズンで、米国(WPS再開の場合)、ドイツ、イングランド、フランスのリーグ(欧州の場合は原則として欧州CL出場実績のあるクラブ)に移籍する選手が対象となる。

 これまで10人未満だった人数制限も撤廃。海外移籍を希望する選手にとっては大きな追い風になる。

続きを表示

2012年9月14日のニュース