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日本、決勝進出ならず…大津が先制弾も無念の逆転負け

[ 2012年8月8日 02:51 ]

<日本・メキシコ>前半、先制ゴールを決め喜ぶ大津(7)と駆け寄る鈴木(13)、酒井宏(4)、山口

 ロンドン五輪サッカー男子代表「関塚ジャパン」は7日(日本時間8日未明)、ロンドンのウェンブリー競技場での準決勝でメキシコと対戦。初の決勝進出と44年ぶりのメダル獲得を目指したが、1―3で無念の逆転負け。10日(日本時間11日早朝)の3位決定戦に臨むことになった。

 日本は負傷で出場が危ぶまれていた永井も先発するなど、4日の準々決勝エジプト戦と同じ布陣。序盤は持ち味を発揮し、前半12分、中央やや左で清武からパスを受けた大津がペナルティエリアの外から豪快なミドルシュートを叩き込んで先制した。

 その後はメキシコが反撃。前半31分、左CKからファビアンにヘッドで決められ、同点に追いつかれてしまった。日本は今大会5試合目で初の失点。1―1で折り返した日本は後半20分、自陣ゴール前でボールを奪われ、ペラルタに勝ち越しゴールを決められると、同26分に長身FW杉本、同32分には宇佐美、同38分には斎藤を投入し、反撃を試みたが、逆に後半ロスタイムに痛恨の失点。初の決勝進出は果たせなかった。

 メキシコとは1968年大会の3位決定戦で対戦し、2―0で勝って銅メダルを獲得した。関塚ジャパンは大会直前(7月21日)にメキシコと国際親善試合を行い、2―1で勝っていた。

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