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香川の初先発にファーガソン監督「満足」 英紙も高評価

[ 2012年7月23日 06:00 ]

親善試合 マンチェスター・ユナイテッド1―1アヤックス・ケープタウン

(7月21日 ケープタウン)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)に称賛の声が相次いだ。南アフリカ遠征の2試合目となった21日アヤックス・ケープタウン戦(ケープタウン)で移籍後初先発。ポストを叩くヘディングシュートを放つなど活躍し、アレックス・ファーガソン監督(70)や、英国メディアから高い評価を受けた。

 香川が名将を認めさせた。初先発した実戦2試合目は、後半16分に惜しいヘディングシュートを放つなど、トップ下で77分間、質の高いプレーを披露。ファーガソン監督は「(香川は)スピードがあり、常に前を向いてプレーしている。パスを出すタイミングも心得ている。彼のプレーには満足だ」とほめた。

 英メディアも高く評価した。22日のガーディアン紙は「日本人は試合を通してユナイテッドで最上の司令塔だった」と表現し「1トップの後方で相手に脅威を与え、エルナンデスにチャンスをつくった」と称えた。またデーリー・メール紙は「フリーでヘディングを外したが、それ以外は満足できる出来。序盤は静かだったが、徐々に自信を得て試合に影響を与えた」と合格点を付けた。

 25日に上海での上海申花戦を控える香川は試合後「(チャンスで)もっとインパクトを残せるようにしたい。次の試合ではしっかりと(ゴールを)取れるように頑張りたい」と話した。次こそは初ゴールを決め8月20日、エバートンとの開幕戦先発へさらなるアピールをする。

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2012年7月23日のニュース