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Cロナが外した…カカーもまさか レアル、力尽く

[ 2012年4月27日 06:00 ]

<Rマドリード・バイエルンM>PK戦に敗れピッチに座り込むC・ロナウド

欧州CL準決勝第2戦 Rマドリード2―1バイエルンM(2試合合計3-3:PK1-3)

(4月25日)
 力尽きた。Rマドリードは2得点でペースを握りながら2戦合計で追いつかれると、失点を警戒した慎重な戦いで勝ち切れなかった。最後は運にも左右されるPK戦でレアルが敗退。移籍金合計1億6300万ユーロ(当時約219億円)で獲得したC・ロナウドとカカーが止められた。

 「選手は重圧の中で獣のように走り回って、最後に失敗した。これ以上は求められない」とモウリーニョ監督。17日に第1戦を戦い、優勝を諦めた21日の国内リーグで先発8人を入れ替えた相手に対し、バルセロナとのクラシコを戦ったレアルは3試合で同じ10人が先発した。先制点を含めて25回連続でPKに成功していたC・ロナウドは疲労のピークで失敗した。

 救いは退団の可能性が報じられていたモウリーニョ監督が「クラブと選手が望むなら…」と続投を明言したことか。就任1年目の昨季はスペイン国王杯を制覇。今季は国内リーグ優勝が決定的。来季のCL制覇へ、階段は着実に上がっている。

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