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海外組招集OK!!ロンドン五輪予選も金メンバーで

[ 2011年7月20日 06:00 ]

なでしこジャパン帰国

 なでしこジャパンの“凱旋試合&五輪最終予選壮行試合”が8月21日に行われる可能性が出てきた。

 同日は、なでしこリーグのオールスター戦(東京・西が丘)が組まれているがリーグ関係者は「女子サッカー発展のために今年はまずは代表を優先する」とし、日本協会にスケジュールを白紙にすることを申し入れた。対戦相手となる代表チームが決定すればオールスター戦を中止し、なでしこジャパンの親善試合を開催することになる。

 8月に親善試合を行うことは、なでしこの強化にとっても大きい。9月1日に始まるロンドン五輪アジア最終予選は中国での集中開催で、6カ国のうち2カ国しか出場権を獲得できない厳しい戦いとなる。8月21日に親善試合が組めれば、本番前の最後のテストの場となる。なでしこリーグは8月14日を最後に一時中断するため、長期の事前合宿を行うことも可能になる。

 選手の招集に拘束力がない五輪アジア最終予選だが、安藤(デュイスブルク)永里(ポツダム)鮫島(ボストン)ら海外組を全員招集することも可能になった。佐々木監督は「招集できる仮約束を結んである」とすでに海外組の所属クラブと交渉し“金メンバー”で最終予選に臨むことを明言した。来年のロンドン五輪での“2冠”に向け、なでしこが立ち止まることはない。

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2011年7月20日のニュース