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既に戦意喪失?サウジ選手が朝までヤケ酒

[ 2011年1月16日 06:00 ]

13日のヨルダン戦で敗れ肩を落として引き揚げるサウジアラビア代表イレブン

アジア杯 1次リーグB組 日本―サウジアラビア

(1月17日
カタール・ドーハ)
 ザックジャパンに朗報?決勝トーナメント進出をかけて17日に対戦するサウジアラビアが、既にやる気を失っているかもしれない。サウジアラビアは0―1で敗れて1次リーグ敗退が決まった13日のヨルダン戦後に一部の選手が翌朝まで飲み明かしていたという情報が浮上した。同じホテルに宿泊している日本協会関係者が「選手が朝まで飲んでいるという話は聞いた」と証言した。

 サウジアラビアはイスラム教義を国の根幹としており戒律が厳しく、国内では飲酒が禁じられている。そのため酒を飲みたい人は戒律の厳しくない近隣のUAEのドバイやカタールのドーハにまで足を延ばすという。飲酒が事実なら、1次リーグ敗退が決まったことでチームの緊張の糸が切れた証拠と言える。

 ザッケローニ監督は、サウジアラビアについて「もともと優勝候補だったし、アジアトップレベルのチーム。(敗退決定で)失うものが何もないチームは逆に怖い」と警戒を強めていたが、もしかしたら取り越し苦労に終わるかもしれない。

 ▽日本の準々決勝進出条件 サウジアラビア戦で○または△なら無条件でB組2位以内となり準々決勝進出が決まる。●の場合も、ヨルダン―シリア戦でヨルダンが○か△ならB組2位で突破。シリアが○ならヨルダンと勝ち点4で同2位に並ぶ。ヨルダンとの直接対決は1―1のため得失点差、総得点などで争う。現在得失点差はともにプラス1、総得点は日本3、ヨルダン2。

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2011年1月16日のニュース