ベッカム、２０日にも完全移籍合意へ

　イングランド代表ＭＦデビッド・ベッカム（３３）がＡＣミランへの完全移籍を求めている問題で、ミランのガリアーニ会長が早ければ２０日に移籍が合意すると示唆した。今週中にも渡米し、レンタル元の米ＭＬＳロサンゼルスと再交渉に臨む方針で「金曜がベッカムにとって決定的な日になる」と話し、７日に拒否された移籍金１０００万ドル（約９億円）を２倍に引き上げた交渉に自信をみせている。

　ロサンゼルス側はすでに「交渉打ち切り」を宣言しているが、ベッカム本人が「ミランに残りたい。米国に戻るのは難しい」などと話し、伊スカイスポーツ２４ではベッカムの弁護団が既にロサンゼルス側と契約解除で合意し、完全移籍が濃厚と報じている。ベッカムは１５日のインテル戦で右太腿を負傷したが、１８日のＵＥＦＡ杯ブレーメン戦の遠征メンバーに入った。