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ACL 浦和&G大阪4強!準決勝で直接対決だ

[ 2008年9月24日 18:33 ]

<浦和・アルカディシア>前半、ボレーシュートを放つ浦和・高原

 アジア・クラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地でホームアンドアウェー方式の準々決勝第2戦を行い、前回優勝の浦和とG大阪が準決勝に進み、鹿島は敗退した。日本勢2チームが4強入りするのは初めて。浦和とG大阪は10月8、22日の準決勝で対戦する。

 【鹿島0―1アデレード】第1戦を1―1で引き分けた鹿島は敵地でアデレード(オーストラリア)と対戦。前半12分、内田のワンタッチパスに興梠が抜け出してシュート。相手GKの好セーブに阻まれた。興梠は同42分にも左サイドのスルーパスに反応しシュートを放ったが、GKに止められた。MFドッドを中心とした大型軍団アデレードに再三ゴール前まで進入されるピンチもあったが、相手の拙攻に助けられ前半を0―0で終了した。MF小笠原を負傷で欠く鹿島は後半もチャンスを作れず。逆に同28分、ゴール前で崩され、DFコーンスウェイトのヘディングゴールで先制を許した。同点に追いつきたい鹿島は野沢、増田、田代を投入したが、ゴールを決められず0―1で敗戦。トータルスコア1―2で4強進出はならなかった。

 【G大阪2―0アルカラマ】敵地での第1戦を2―1で制したG大阪はホームでアルカラマ(シリア)と激突。前半17分、下平がFKで直接ゴールを狙ったが、惜しくも枠を外した。同30分には寺田、播戸が相次いでシュートを放ったが、クロスバー、ポストに嫌われた。前半は0―0で終了。後半も圧倒的に攻め込みながらゴールを挙げられず、もどかしい展開が続いたが、同38分に途中出場の山崎が先制ゴール。41分には二川からのパスを受けたロニーが豪快なダメ押しゴールを決めた。G大阪はシリアの強豪に2―0で快勝。2戦合計4―1と圧倒し、準決勝に駒を進めた。

 【浦和2―0アルカディシア】2連覇を目指す浦和はホームにアルカディシア(クウェート)を迎えた。最初のシュートはエジミウソン。前半8分、ゴール前に抜け出して右足でシュートを放ったがクロスバーを直撃した。ACL初先発のFW高原は同21分、右足でボレーシュートを放ったがゴールの枠を捉えられなかった。試合が動いたのは同30分。左CKからのこぼれ球を拾った相馬が左足でボレーシュート!ゴール左に突き刺さり、浦和が待望の先制点を挙げた。1点をリードした浦和は、後半も優位に試合を展開。同9分には闘莉王が右足で強烈なゴールを決めた。同37分には右足首を痛めていたMF鈴木が途中出場し、1カ月ぶりに実戦復帰した。浦和は闘莉王を中心とした堅守でアルカディシアの攻撃を封じ、2点のリードを守りきって試合終了。2戦合計スコア4―3とし、第1戦の敗戦から逆転で4強に進出した。

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2008年9月24日のニュース