桐生に彦根から声援　祖母も歓喜「うれしい。よく頑張ってくれた」

＜リオ五輪　陸上＞４００ｍリレーで銀メダルを決め、日の丸を掲げる（左から）山県、飯塚、桐生、ケンブリッジ飛鳥

リオデジャネイロ五輪・陸上

　陸上男子４００メートルリレーで第３走者を務めた桐生祥秀（東洋大）の地元、滋賀県彦根市では、ひこね市文化プラザでパブリックビューイング（ＰＶ）があり、小中学校の同級生や恩師ら約１５０人がスティックバルーンを手に「桐生、桐生」と声援を送った。銀メダルが決まると会場は総立ちで、「やったー」との歓声と大きな拍手に包まれた。

　小中学校で４年先輩の迫勇太さん（２４）は「ジェット桐生と呼んでいた。メダルを取るとは思っていたが、まさか銀とは」と驚いていた。桐生の祖母俊江さん（７９）は「ただうれしい。よく頑張ってくれた」と声を詰まらせた。