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競泳ニッポン、リオ入り 選手村に好印象「ご飯おいしかった」

[ 2016年7月26日 10:32 ]

練習中、笑顔を見せる池江璃花子

 リオデジャネイロ五輪に出場する競泳日本代表のうち、男子の瀬戸大也(JSS毛呂山)や女子の金藤理絵(Jaked)ら大半の選手が25日、直前合宿地のサンパウロからリオに入り、本番会場に隣接する練習用プールで早速調整した。瀬戸は「表彰台の一番上に乗るイメージが少しずつ湧いてきた」と高ぶりを隠せない様子だった。

 選手は肌寒くなる午後6時ごろからテント張りの練習プールで泳いだ。午後10時から決勝が始まる本番は、寒さへの対応も鍵となる。練習の合間にプールサイドでバスタオルにくるまっていた16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は「寒かったが、タイムも良くていい感覚がつかめた」と語った。

 練習前には選手村で昼食を取った。水漏れなどトラブルが多発しているが、金藤は「部屋はきれいで全く問題なかったし、ご飯もおいしかった。頑張るぞ、という気持ちになった」と好印象を口にした。

 チームは26日に再びサンパウロに戻って調整し、8月6日の競技開始に備える。男子の萩野公介(東洋大)ら、スペインで合宿中の選手は29日にリオに入る。(共同)

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