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日本選手団の橋本団長「長野超えに近づけた」 

[ 2014年2月22日 06:20 ]

ソチでインタビューに答える日本選手団の橋本聖子団長

 ソチ冬季五輪日本選手団の橋本聖子団長が21日、インタビューに応じ、1998年長野五輪の10個を超えるメダル数を目標に掲げてきた選手団の活躍を振り返った。

 ――20日までに海外の冬季五輪では最多のメダル8個を獲得した。

 「まさにチームジャパン。(取れると予想して)取れなかったメダルもあるが、そこをフォローしてくれた競技があった。長野超えに近づけたのは良かった」

 ――雪上では新しい種目での活躍が目立った。

 「今回は雪のチームに助けられた。雪のメダルは久しぶり。一気に花開かせてくれた」

 ――女子のカーリング、アイスホッケーも奮闘した。

 「悔しい結果もあったが、同じ悔しさでも次につながる感触を得たというのを選手の言葉から感じる。今後期待できる」

 ――スキー・ジャンプで二つのメダルを手にした葛西紀明(土屋ホーム)を含め、世界的に40代の選手が活躍した。

 「若い選手は年齢の限界を口にできなくなる。それはいい状況。若い選手たちの競技に対しての思いにつながっていく」

 ――テロなどさまざまな懸念があった五輪は円滑に進んでいる。

 「組織委員会やロシア政府に感謝している。決められた場所の中では、何の心配もなかった」(共同)

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2014年2月22日のニュース