×

津田 亡き父とともに挑んだ夢舞台…無念の予選落ち

[ 2014年2月19日 05:30 ]

男子ハーフパイプ予選2回目に転倒する津田

ソチ五輪フリースタイルスキー男子ハーフパイプ

(2月18日 ロザフータル公園)
 18日に行われ、津田健太朗(30=尾瀬ク)は22位で予選落ちした。1回目は技の高さが足りずに53・00点にとどまり、2回目も転倒するなど得点を伸ばせず、出場29選手の中で決勝に進める12位以内に入ることができなかった。

 津田は昨年12月に不慮の事故で他界した父・勤さんの写真を胸に夢の舞台で舞った。予選落ちにも「スキーの楽しさを教えてくれた父と一緒に滑れたのは良かった」と話した。勤さんが亡くなった後も「僕がスキーを楽しんでいるのが一番うれしいと思う」とソチを目指して戦い、五輪切符を勝ち取った。父の思いを背負い挑んだが、「ベストの滑りを五輪の舞台で出すことができなかった」と振り返った。

続きを表示

2014年2月19日のニュース