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OA枠・徳永、圧巻の万能さ!「認めてくれたかな」

[ 2012年7月12日 06:00 ]

<日本・ニュージーランド>後半、強烈なミドルを放つ徳永

キリンチャレンジカップ 日本五輪代表1-1ニュージーランド五輪代表

(7月11日 国立)
 オーバーエージ(OA)枠で初招集の徳永が“名刺代わり”の一発を見舞った。

 後半26分、中央に切れ込み、右足一閃(せん)。地をはうシュートは相手GKの両手をはじき、杉本の先制ゴールを呼んだ。「左サイドで持てば、中に入っていくというのはみんなに言ってあったし、(利き足の)右でシュートを狙うイメージは持っていた。少しはみんなが認めてくれたかなと思う」と胸を張った。

 左サイドバックでのプレーは、Jリーグを含めても約2年ぶり。それでも対人の強さ、スプリント力、万能ぶりは圧巻だった。関塚監督も、「ボールもさばけるしシュートも狙える。守備ラインの力強さ、安定感が出た」と絶賛した。終盤、村松のミスから追いつかれた展開には「ミスは起こる。次、やらなければいい」と前を向いた徳永。五輪本番に向け、OAの存在は大きなプラスアルファになる。

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2012年7月12日のニュース