五輪代表・法華津　ミス続出で１０人中９位「勘弁して」

アーヘン国際大会の馬場馬術に出場し、規定で９位だった法華津寛

　馬術のアーヘン国際大会は６日、ドイツのアーヘンで馬場馬術を行い、ロンドン五輪に日本選手史上最年長の７１歳で出場する法華津寛（アバロン・ヒルサイドファーム）は１０人が出場した規定で９位だった。

　ロンドン五輪への試金石となる国際大会に愛馬のウィスパーと出場した法華津は思うような演技ができなかった。その場で足踏みを繰り返すような動作の「ピアッフェ」で大きく乱れるなどミスが相次ぎ、１０人中９位に沈んだ。

　７１歳で五輪に臨む法華津は本場の欧州でも注目度が高い。海外メディアからもコメントを求められたが、悔しさを隠せず「きょうは勘弁して」と足早に馬場を後にした。（共同）