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2大会ぶり五輪懸け 29日に格上のチェコと決定戦

[ 2012年6月29日 06:00 ]

プエルトリコを下し、喜ぶ大神(中央)ら日本チーム

バスケットボール女子ロンドン五輪世界最終予選

(トルコ・アンカラ)
 バスケットボール女子のロンドン五輪世界最終予選は29日にトルコのアンカラで五輪代表決定戦を行い、世界ランク15位の日本は2大会ぶりの五輪切符を懸けて午後4時45分(日本時間同10時45分)から世界4位のチェコと対戦する。28日は試合会場で約1時間半、守備の練習を中心に調整した。

 チェコは1メートル90台の選手を6人も擁し、平均身長で日本を10センチ近く上回る。内海監督は「タフな試合になると思う」と気を引き締め、主将の大神は「挑戦者のつもりで戦う」と気合十分だった。プエルトリコ戦で29得点した1メートル85のセンター間宮は「気持ちを強く持って、コートに立ちたい」と奮起を誓っていた。

 8強による決定戦は、勝った4チームが出場権を得る。負けた4チームは、最後の1枠を目指すトーナメントに回る。

 ▽バスケットボール女子のロンドン五輪への道 世界最終予選出場12チーム中5チームが出場権を獲得する。1次リーグは3チームずつの4組でリーグ戦を行い、各組上位2チームが29日の出場国決定戦に進む。決定戦に勝った4チームがまず五輪切符獲得。負けた4チームでトーナメント戦(30日、7月1日)を行い、2連勝した1チームが最後の1枠を獲得する。

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2012年6月29日のニュース