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44年ぶり五輪出場目指す日本男子は4発2連勝

[ 2012年4月29日 06:00 ]

<日本・オーストリア>後半、4点目のゴールを決める福代

 ホッケーのロンドン五輪世界最終予選第4日は28日、岐阜県グリーンスタジアムで男子1次リーグを行い、44年ぶりの五輪出場を目指す日本はオーストリアを4―1で退け、2連勝で勝ち点6とした。南アフリカと中国も同6で並んだ。日本は長沢と橘(ともに名古屋フラーテル)のゴールで前半を2―0で折り返すと、後半5分にも加点。同21分に今大会初失点を喫したが、さらに1点を加えて突き放した。

 第1戦でベンチから外れたFW橘が1ゴールを挙げて気を吐いた。前半23分、サークル内で田中(箕島ク)からパスを受けると、GKの動きをよく見て冷静にネットを揺らした。「何としても結果を出したかった」という意地のゴールだった。昨春に姜建旭(カンゴンクウ)監督が就任してから代表へ定着。1メートル75、78キロと鍛え上げた体を張ったプレーが持ち味の24歳だ。「だいぶ雰囲気をつかめたので、これからは自信を持ってできる」と大暴れを誓った。

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2012年4月29日のニュース