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日本女子 五輪切符を必ずつかむ!

[ 2008年6月12日 06:00 ]

ラトビアゴールへ攻める相沢

 バスケットボールの北京五輪女子世界最終予選第3日(スペイン・マドリード)は11日に1次リーグを行い、A組の日本はラトビアに69―83で敗れ、通算1勝1敗でA組2位となった。13日の五輪代表決定戦ではB組1位(チェコかアンゴラ)と対戦し、勝てば2大会連続の五輪出場が決まる。

 日本は第4Qで攻撃の足が止まってしまった。第3Qまで61―58と3点リードしながら、第4Qで奪った得点はわずか8点。高さを生かしてゴールをねじ込んでくるラトビアに逆転され、最後は14点差をつけられた。エースの矢野は「後半の肝心なところでミスがでた」と悔しがった。
 世界ランキングは日本の15位に対してラトビアは26位だが、長身選手ぞろいの難敵だった。日本は計10本の3点シュートで対抗。矢野が20得点、三谷が16得点と攻撃の主軸が着実に得点を重ねた。守っても運動量でカバーする粘り強さを発揮。日本らしさは十分に発揮しただけに、内海監督は「こういう試合を勝ちにつなげないといけない」と反省した。
 B組1位との五輪代表決定戦に勝てば北京行きが決まる。決して簡単ではないが、日本らしい戦いが最後までできればチャンスはある。

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2008年6月12日のニュース