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“初陣”森本キッパリ!「1点は取れる」

[ 2008年6月12日 06:00 ]

練習で梅崎(左)と競り合う森本。カメルーン戦では「1点は取れる」とゴール宣言

 北京五輪に出場するU―23日本代表は12日、国立競技場でU―23カメルーン代表と親善試合を行う。先発が確実なFW森本貴幸(20=カターニア)は反町ジャパンでの国内デビュー戦に臨む。セリエAで初出場初得点を記録するなど初陣に強いストライカーが、チームが過去1分け2敗と苦手としているアフリカ勢からゴールを狙う。

【U―23日本代表メンバー
カメルーン戦予想スタメン


 国内デビュー戦を前に、森本は「90分間出れば1点は取れる自信がある。緊張とかはあまりしたことがないので」と言い切った。公式練習のセットプレー確認で主力組に入り、カメルーン戦は先発が確実。チームが06年8月の発足以来、1分け2敗と苦手としているアフリカ勢との対戦にも気負いはなかった。

 初陣にはめっぽう強い。カターニアではセリエAデビュー戦となった昨年1月28日のアタランタ戦で後半39分から途中出場してゴールを記録。初先発した昨年8月26日のパルマ戦でも1得点1アシストと活躍した。反町ジャパンには5月のトゥーロン国際大会(20~29日)で初合流。初先発した22日のフランス戦で決勝弾を決めている。

 トゥーロン国際大会の3位決定戦コートジボワール戦ではPK戦で3人目のキッカーを務め「左足の方が調子が良かったから」と利き足とは逆の左足で成功。何事にも物おじしない強心臓が大舞台での強さを支えている。国内での公式戦は東京Vに所属した06年7月12日の仙台戦以来、1年11カ月ぶり。「自分の仕事をして勝つだけ」と気合十分だった。

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2008年6月12日のニュース