【ドバイ国際競走】リバティアイランド仕上がり及第点!川田「順調に回って来られました」

[ 2024年3月28日 05:13 ]

芝コース単走で追い切るリバティアイランド(撮影・坂田 高浩)
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 昨年の3冠牝馬リバティアイランド(牝4=中内田)がいよいよ世界デビュー。メイダンの芝コース単走で川田を背にリズム良く駆け抜けた。鞍上は「彼女自身が初めて芝コースに入って、周りの景色を確認しながら、それでも自分でしっかり進んで行きながらの追い切りでした。順調に回って来られました」と納得の口ぶり。初の海外遠征で慣れない環境への適応力を見極めながら、その仕上がりに及第点を与えた。

 2歳女王として迎えた昨年は同世代の牝馬同士では敵なしとばかり、圧巻のパフォーマンスでG1勝利を積み上げてきた。ただ前走のジャパンCはイクイノックスの4馬身差2着。

 川田は「イクイノックスは日本史上一番強いと僕自身は思っているので、その馬にトライできたという経験は大きな財産となっています」と振り返り、敗戦を糧としてさらなる飛躍につながることを期待した。

 シーマクラシックで昨年のイクイノックスに続く日本調教馬Vなるか。「初めての海外遠征で無事に競馬を終えることが大事ですけど、彼女の走りを世界にお見せできたら」と静かに闘志を燃やしていた。

 ▼シャフリヤール(藤原和助手)芝を確認する感じで4Fの追い切りを行いました。最後はいつも通り、しっかり動かして、雰囲気はいいです。

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