【川口・SS王座決定戦】黒川京介 衝撃の鋭発で狙うは頂点

[ 2023年12月29日 04:58 ]

2日目11Rを8枠から制し、笑顔の黒川京介
Photo By スポニチ

 衝撃が走った。2日目11R。黒川京介は8枠から好スタートを切ると、同じくSを決めた鈴木圭一郎をも外からかわして1コーナーで早々と先頭。そのまま8周回を逃げ切った。競走タイムは自己最速の3秒315。他の選手からも「スゲー」という声が上がった。

 「8枠は厳しかったが、思い切って行くしかない。フライングの不安はあったが、よく(スタートを)切れたと思う」と安堵(あんど)した。21年SS王座決定戦初出場で2着。2大会ぶり2度目の出場に懸ける思いは強い。「もうエンジンは大丈夫。今回は目標を高く持って…」と語った。

 今大会のポスターでは佐藤摩弥とともに主役に抜てきされた。地元の次代を担う男は頂点しか見ていない。

続きを表示

「2023 天皇賞(春)」特集記事

「青葉賞」特集記事

2023年12月29日のニュース