福永祐一の師匠・北橋修二氏がエール「いい厩舎をつくってもらいたい」

[ 2022年12月8日 12:05 ]

06年3月、北橋元調教師(左)の引退パーティーでスピーチをした福永は涙をこらえる
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 福永祐一(45)のJRA調教師試験合格を受け、師匠・北橋修二氏(87)も喜びの声を伝えた。「騎手になった頃から将来は調教師になりたいと言っていたのが忘れられない。本当に良かった。お父さん(洋一氏)が一番、喜んでいると思う」としみじみ。

 北橋氏の盟友で、福永のもう一人の師匠と言える元調教師の瀬戸口勉氏は17年11月9日に死去した。「セトさんが生きていれば、お祝いで飲みに行こうと言っていただろうね。いい報告ができる」と天国に思いをはせた。

 06年に調教師の定年引退を迎えてからも週末は欠かさずレースをチェックしている。「毎週月曜は必ずユーイチに電話をして競馬の振り返りとか、いろいろ話をしていますよ。ダービーを3回、勝たせてもらったし、本人はそろそろ区切りを、と考えていたんじゃないかな」と弟子を思いやる。

 「調教師と騎手は、やることが全然違う。馬もそうだけど人を育て、いい厩舎をつくってもらいたい」とエールを送った。

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