【菊花賞】杉山晴師「勝つだけの力が2頭にはある」 目標に掲げるレースも勝つチャンスが訪れた

[ 2022年10月20日 05:30 ]

会見を行う杉山晴紀調教師(撮影・亀井直樹)
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 杉山晴紀師(40)にとって菊花賞は人生のターニングポイントと言えるレース。1996年、ダンスインザダークが勝った菊花賞を見て、この世界に入ろうと決めた。調教助手時代には調教に携わったスリーロールスで09年菊花賞を制覇。16年、調教師試験の合格会見では勝ちたいレースに菊花賞を挙げた。

 調教師として初めて挑んだ昨年の菊花賞(アリーヴォ)は7着。今年は強力2頭を送り込む。「厩舎としてトライアルを両方とも制することができたのは調教師冥利(みょうり)に尽きます。個人的にも楽しみにしていますし菊花賞を勝つだけの力が2頭にはあると思います」と力を込めた。デアリングタクトで史上初となる無敗で牝馬3冠達成をした若きトレーナー。開業7年目にして、目標に掲げるレースも勝つチャンスが訪れた。

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