タイトルホルダー静養 凱旋門賞直行へ 栗田師は7月にフランス視察

[ 2022年6月29日 05:00 ]

宝塚記念制覇から美浦の自厩舎に戻ったタイトルホルダー。馬房に飾られた宝塚記念のゼッケンに興味津々(代表撮影)
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 26日に行われた宝塚記念でファン投票1位に応え、G1・3勝目を飾ったタイトルホルダー(牡4=栗田)が、レース当日の深夜に阪神から美浦トレセンに到着。全休日明けの28日も厩舎で静養した。栗田師はレコードVを改めて振り返り「ジョッキー(横山和)も自信を持って、馬の長所を生かしてくれた。いい内容だった」と好騎乗を称賛した。今後については「今のところ問題はないが、1週間くらいは厩舎に置いて、どのくらい疲れがあるのか把握したい。その後に放牧に出す」とした。

 注目される秋の凱旋門賞(10月2日、パリロンシャン)挑戦については「具体的なスケジュールは未定」とした上で「前哨戦は使わず直行になると思う。美浦である程度仕上げて、直前にフランスへ輸送する形になりそう」と見通しを語った。栗田師は7月中に渡仏し、現地を視察して滞在先などを決定する予定。

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2022年6月29日のニュース