【京都記念】ユーバーレーベン 成長ぶりアピール!余力残して半馬身先着、手塚師「今までで一番」

[ 2022年2月10日 05:30 ]

併せて追い切るユーバーレーベン(右)(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 今年初戦のユーバーレーベンが着実な成長ぶりをアピールした。Wコースで6F83秒8~1F11秒9。手綱を抑えたままで6馬身前を行くレッドゲイル(3歳1勝クラス)に4コーナーで内から迫り、余力十分に半馬身先着。騎乗した津村(レースはM・デムーロ)は「凄く良かった。促さないと動かない感じだった馬がスムーズに加速した。今までと違う」とベタ褒め。手塚師は「全体時計が速くなるようにして、上がりは遅めにした。体はふっくらしているし調教過程は今までで一番。今の出来なら阪神内回りもこなしてくれると思う」と笑顔がこぼれた。

 昨春のオークス馬。前走・ジャパンC(6着)も直線で進路を切り替えるロスがなければ、もっと上位を狙える勢いだった。同師は「輸送をどうするか。1日でも到着後の日数はあった方がいい馬なので木曜に出発する可能性もある。ドバイ(シーマクラシック)も登録しているので頑張ってほしい」。10日の雪予報に気をもみながら始動戦Vを祈った。

続きを表示

2022年2月10日のニュース