須貝師の損害賠償訴訟、JRA側は争う姿勢 第1回口頭弁論

[ 2021年10月29日 05:30 ]

 新型コロナウイルス対策の接触制限に違反したとして、JRAから貸与されていた厩舎の馬房を削減された須貝尚介師(55)が、処分は不当としてJRAに約700万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、大津地裁(堀部亮一裁判長)で開かれ、被告のJRA側は争う姿勢を示した。

 昨年10月、東京競馬場で行われたサウジアラビアRCをステラヴェローチェで優勝した際、新型コロナウイルス対策の接触制限に違反して騎手と記念撮影をしたことで、JRAから貸与されていた厩舎の馬房を2つ削減されたのは不当としたもので先月3日に提訴していた。

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2021年10月29日のニュース