【東京新馬戦】馬格十分“東の刺客”エピファニー 宮田師「持っている能力は高いので実戦が楽しみ」

[ 2021年10月12日 05:30 ]

Road to 2022

 3冠馬の弟の前に立ちはだかるは、稽古の動きが抜群な東の刺客エピファニー(牡=宮田、父エピファネイア)。伯母に2冠牝馬ミッキークイーンがいる良血で、シルクレーシングが募集した現2歳世代の中で人気No・1となった評判馬だ。

 7日の1週前追い(坂路)では僚馬サトノウィザード(5歳オープン)を2馬身追走し、手応え優勢のまま併入。いかにも東京の広いコースが合いそうな豪快な脚さばきで4F53秒0~1F12秒1をマークした。宮田師は「年長のオープン馬をあおるくらい体力がある。持っている能力は高いので実戦でどんな走りができるか楽しみ」と期待の口ぶり。推定馬体重は500~510キロと馬格も十分すぎるほど。初年度からデアリングタクト→エフフォーリアと2年連続でクラシックホースを送り出す父エピファネイアの今年の大物はこの馬か。ルメール確保の必勝態勢で初陣を迎える。

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2021年10月12日のニュース