【新潟記念】サマー2000シリーズ最終戦 トーセンスーリヤ、逆転夏王だ

[ 2021年8月30日 05:30 ]

新潟記念で重賞連覇を狙うトーセンスーリヤ
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 いよいよ9月。競馬カレンダーでは“夏のローカル”が最終週を迎える。新潟メインはサマー2000シリーズ最終戦(第5戦)となる「第57回新潟記念」。東西の強豪が越後の地に集結し、追い比べを披露する。札幌では北海道開催を締めくくる札幌2歳S、小倉では小倉2歳Sが行われる。

 サマー2000シリーズ最終戦として開催される今年最後の新潟重賞。シリーズ1、2位のソダシ、トーラスジェミニが出走しないだけに3位タイのトーセンスーリヤが重賞連覇でサマーチャンピオンの座を射止める構えだ。好位から3馬身突き抜けた函館記念では本格化を印象付けた。エプソムCで重賞初制覇を飾ったザダルは鉄砲も利く気性。2カ月の休養明けでも目が離せない。シリーズ5位タイ(6ポイント)のショウナンバルディは堅実な走りが魅力。トーセンスーリヤ(10ポイント)との差を逆転できるか。

 《重賞連覇へ着々》トーセンスーリヤが重賞連覇へ着々と態勢を整えている。26日の1週前追い切りにも騎乗した横山和は「少し重い感じがしたので、直線で左右1回ずつステッキを入れた。レースでちょうど良くなってくれれば」と語る。前走・函館記念では後続に3馬身差の圧勝。「前走は凄くいい雰囲気だったし、返し馬から自信があった。今年は調整過程もいいので楽しみ」と手応えを膨らませていた。

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2021年8月30日のニュース