【馬券顛末記】人気の傾向にのまれてしまった

[ 2019年12月28日 16:24 ]

<第36回ホープフルステークス>レースを制したコントレイル(左端)。左から2人目は2着のヴェルトライゼンデ、3着のワーケア(右端)=撮影・郡司 修
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 年末の空気がそうさせるのか。ドカンと当てて夢を見たい。ナニ?中山は1Rから1番人気が連敗中。5Rで初めて1番人気が勝ったものの、そこからも受難が続く。9、10Rは8番人気馬のV。そうか。今日の中山はそういう流れか。ワーケアを◎にしたがいいが、相手に△を打ったパンサラッサや、直前のオッズを見て“人気がなさすぎやろ?”と思ったブルーミングスカイに熱視線を送った。

 結果は1番人気コントレイルの快勝。2、3着とも人気どころで平穏に収まった。上位が先行タイプで占める中、ワーケアだけが7番手から最後は脚を伸ばしてきた。本命馬は悲観することのない3着だったと思う。

 中山の最終レースは1番人気セリユーズが敗れた。結局、この日の中山は1番人気2勝で2着は一度もなし。“荒れ傾向”は正しかったが、G1だけは風が吹かなかった。

 それにしても矢作厩舎の勢いはどうだ。リスグラシューで有馬記念、コントレイルでホープフルSと年末のG1をジャックした。30日の競輪グランプリ最終日にはその矢作師が車券プレゼントで登場する(大阪本社版に掲載)。今、一番ノッている人にボクもノッてみようかな。(小林 篤尚@阪神競馬場)

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2019年12月28日のニュース