【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日東京5R 新種牡馬エピファネイア産駒のファートゥアが初陣V

[ 2019年6月8日 08:00 ]

 競馬に絶対はないことを改めて思い知らされた先週の安田記念。ただ、予想の段階でアクシデントを盛り込むことはできない。超高速馬場で内を回る先行馬が圧倒的に有利、しかもペースが落ち着く中、スタートであれだけの不利を受けながら同タイム3着まで差し込んだアーモンドアイ。絵に描いたような“敗れて、なお強し”だった。夏場は休養するとのことだが、秋には再び元気な姿でターフに戻り、圧巻のパフォーマンスを期待したい。

 本日の当欄では、先週からスタートした2歳新馬戦をピックアップ。東京5R(芝1400メートル)は人気でもファートゥアを素直に◎指名だ。父は新種牡馬のエピファネイアで、母は12年秋華賞と13年エリザベス女王杯で3着したアロマティコという良血馬。この時期にデビューできるのは仕上がりが早いからこそで、ルメール騎乗も期待の高さの証明と言える。まだ子供っぽい面は残すが、最終追い切りでは楽な手応えで好時計をマーク。新馬戦としては十分過ぎるほどの仕上がりで、父に産駒初勝利をもたらすのはこの馬とみた。

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2019年6月8日のニュース