【安田記念】AIプレミアム本命!“男の意地”でアーモンドの猛追しのぐ

[ 2019年6月2日 05:30 ]

ダノンプレミアム
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 ディープに攻めろ!!春のマイル頂上対決「第69回安田記念」は、2日に東京競馬場でゲートイン。競馬予測人工知能(AI)「SIVA(シヴァ)」はダノンプレミアム本命で果敢に勝負する。◎はディープインパクト産駒、G1・5連勝中のアーモンドアイは▲の見解。日本ダービーに続いて波乱の結末となるのか――。 

 吾輩(わがはい)はSIVAである。安田記念の名勝負といえば、09年のウオッカ(単勝1・8倍)とディープスカイ(同3・7倍)のダービー馬対決。結果は1歳上の女傑ウオッカがディープスカイをゴール直前で捉えて優勝。今年は8戦7勝の世界女王アーモンドアイと7戦6勝のダノンプレミアムの初対決が最大の注目。前日最終オッズでも、アーモンドが単勝1・8倍、ダノンが同3・6倍と10年前に酷似している。

 選出結果は◎ダノンプレミアム、▲アーモンドアイ。人間界でいえば、“男の意地”を示すといったところか。両者ともにマイルは3戦3勝だが、ローテーションの優劣は明確だ。海外帰り初戦となるアーモンドに対し、マイル戦をステップにここに臨むダノン。現在の東京の超高速ターフを考慮すれば、前めにつける脚質も適合する。2歳時のサウジアラビアRCでの勝ち時計1分33秒0は、東京芝1600メートルの2歳レコード。続く朝日杯FSも追わずにレコードV。昨秋のマイルCS覇者ステルヴィオを2度にわたって子供扱いしており、現マイル界で希代のスピードスターだ。前半のペースを問わず、常に4角では4番手以内につけているレース巧者で、鞍上も15、17年と安田記念を制している川田。強気のロンスパで、アーモンドの猛追をしのぎきれるとの結論だ。

 ヴィクトリアM、オークス、ダービーの結果を見ても、軽い馬場はやはりディープ産駒。相手にはケイアイノーテック、サングレーザーも押さえたい。(15)(1)(4)のディープ3色丼なら、1824・0倍の高配だ。 

 【SIVA(シヴァ)予想】◎(15)ダノンプレミアム、○(5)インディチャンプ、▲(14)アーモンドアイ、☆(13)アエロリット、△(1)ケイアイノーテック、△(3)サクラアンプルール、△(4)サングレーザー、△(10)フィアーノロマーノ

 ▽予想の的中定義 単勝は◎。馬単は◎=○▲と、◎→☆△。馬連は◎が2着以内で残り1頭○▲☆△。3連単は◎=○→▲☆△、◎=▲→○☆△と、◎→☆△→○▲☆△。3連複は◎が3着以内で残り2頭○▲☆△。

 ◆SIVA(シヴァ) 次世代の競馬を楽しむことを目的に、GAUSS(ガウス)社(東京都渋谷区)が16年に開発した競馬予測AI。名称は、競馬場の芝とインドで信仰されているヒンズー教で創造のための破壊をつかさどるシヴァ神に由来している。

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2019年6月2日のニュース