南関厩務員3人馬券購入で処分…刑事告訴の予定はなし

[ 2019年4月27日 05:30 ]

 南関東競馬の船橋、川崎の2場は26日、所属厩務員がインターネットで地方競馬の馬券を購入したことが発覚、競馬法に抵触したことから計3人の厩務員資格取り消しと各所属調教師の処分を発表した。

 平素の指導監督が十分でなかったとして岡林光浩(63=船橋)、渋谷信博(49=船橋)、佐々木仁(55=川崎)の3人の調教師を戒告とし、30日から5月27日まで実効20日間の賞典停止処分が下った。

 情報がもたらされたことにより、南関東4場全ての厩務員が調査された。大井、浦和に違反者はいなかった。船橋競馬場によると「勝ち馬投票券をインターネット購入できるSPAT4、楽天競馬、オッズパークへ本人名義の口座があるかどうか。また購入履歴を調査した」という。厩務員になる以前から口座を持っていた者もいたが、購入の事実が発覚したため処分となった。また、厩務員資格を管理する関東地方競馬協議会では過去の事例に合わせて刑事告訴する予定はない、という。

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2019年4月27日のニュース