馬主以外では初!武豊、的場文らに農林水産大臣表彰

[ 2019年4月27日 05:30 ]

農林水産大臣表彰を受けた武豊(左)と的場文男
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 農林水産省は武豊騎手(50)、大井の的場文男騎手(62)、木村貢氏(68=日高軽種馬農協代表理事組合長)、土川健之氏(74=JRA前理事長、現特別顧問)の4人に対し農林水産大臣表彰を行った。

 今回の表彰は騎手や調教師のさらなる技術の向上、競馬産業の活性化、馬産地の振興を図ることを目的に創設。農水省が賞典レースを勝った馬主以外の競馬関係者を表彰するのは初めて。東京・霞が関の同省内で行われた表彰式には吉川貴盛農水相が出席し、受賞者4人に表彰状を授与した。

 JRA通算4000勝などが評価された武豊は滞在していた香港から帰国して表彰式に出席。「騎手として認めていただいたのがうれしい。非常に光栄です」と笑顔。日本競馬の最多勝記録を更新中の的場文は「長年、騎手を頑張ってきたご褒美だと思っている。地方からもこういう賞をもらえる騎手がどんどん出てほしい」と喜びを語った。

 日本競馬を代表するレジェンド2人は大忙し。武豊は27日に香港へ“とんぼ帰り”。28日の香港G12競走に騎乗する。スーツ姿の的場文は「これから乗ります」と、足早に開催中の大井競馬場へ。勝負服に着替え、ナイター開催の後半4鞍に騎乗した。

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2019年4月27日のニュース