【ダイオライト記念】ウィザード4馬身差快勝、重賞2勝目

[ 2019年3月14日 05:30 ]

ダイオライト記念を制したチュウワウィザード
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 古馬の長距離交流重賞「第64回ダイオライト記念」(G2)が13日、船橋競馬場のナイターで行われた。単勝1・4倍の圧倒的1番人気に応えるようにチュウワウィザードが4馬身差の圧勝劇で2つ目の重賞タイトルを手にした。

 「凄くスムーズでいい位置で進められた」と手綱を取った川田が言うように、好スタートを決めるとオールブラッシュの逃げを見るように2番手を追走。最後の4コーナーを回っても手応え十分。残り200メートルで一気に先頭に躍り出ると馬の充実ぶりを示すように後続を一気に引き離してゴールした。

 「初めてのナイターで最初は戸惑っているようなそぶりを見せたが、すぐに落ち着いた。レースは終始安心して見ていられた。人気に応えられて良かった。タイトルも2つ獲ったし次はG1だね」と大久保龍師は帝王賞(6月26日、大井)に照準を合わせていた。

 ◆チュウワウィザード 父キングカメハメハ 母チュウワブロッサム(母の父デュランダル) 牡4歳 栗東・大久保龍志厩舎 馬主・中西忍氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績10戦6勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億4708万7000円。

 ▼2着アポロケンタッキー(戸崎)返し馬から出来の良さが伝わってきた。この馬もまだまだやれる。

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2019年3月14日のニュース