【有馬記念1週前追い】キセキ、疲れ知らず好調キープ

[ 2018年12月13日 05:30 ]

Cウッドで単走で追い切るキセキ
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 まさに疲れ知らずだ。有馬記念が今秋4戦目のキセキは、ジャパンCの素晴らしい出来をどれだけ維持できるかが鍵となるが、CW単走で引っ張ったまま5F68秒0〜1F12秒0をマーク。活気十分の愛馬を確認した辻野助手は「慎重に慎重に使えるかどうかを判断したが、こちらが思うほどのダメージがなかったんです。レース直後は一枚薄くなった印象でしたが、日に日に回復。落ち着きも保てていますよ」と頬を緩めた。

 好調キープとあれば、今度こその期待が高まる。天皇賞・秋が3着、ジャパンCが2着と惜敗が続くが、いずれのレースも締まったペースで逃げて、好時計決着を演出した。まさに負けて強し。中山芝2500メートルは春の日経賞で9着だったが、「当時とは状態が全然違います」と辻野助手。年末の大一番で2つ目のG1タイトルをつかみ取る。

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2018年12月13日のニュース