【朝日杯FS】マーズ12秒6 友道師納得の4馬身先着

[ 2018年12月13日 05:30 ]

併せ馬を華麗に抜き去るアドマイヤマーズ(左)(撮影・平嶋 理子)
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 みなぎる加速に4連勝の期待が大きく膨らんだ。アドマイヤマーズは坂路でジュンスパーヒカル(6歳1600万)と併せ馬。追いかける形を取り、ラストは引きちぎるという表現がピッタリ。4F52秒9〜12秒6。4馬身先着してみせた。リズミカルな首遣いに弾むようなフットワーク。友道師も納得の口ぶり。「ある程度、負荷はかけようと。しまいはしっかりやった。前半は折り合って、いい反応でした」と手応えをにじませた。

 逃げたり、控えたりと自在の運びで無敗街道を突き進む。前走は2着馬に並ばれながらも直線は盛り返した。「並ばれてからも抜かせない勝負根性を見せた。あの着差は詰まらなかったと思う」。友道師がそう話せば、M・デムーロは「賢い馬ですね。マイルも合っていると思う。普段は柔らかくて、軽い動きをする」と素質にホレ込んでいた。西の大将格は、やはりこの馬だ。

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2018年12月13日のニュース