欧州「カルティエ賞」にロアリングライオン　Ｇ１・４連勝が評価

　欧州競馬の年度表彰である「カルティエ賞」の受賞馬が発表された。

　年度代表馬に選出されたのは英国馬ロアリングライオン（牡３＝ゴスデン）。クラシックは未勝利に終わったが、７月以降にエクリプスＳ、英インターナショナルＳ、愛チャンピオンＳ、クイーンエリザベス２世ＳとＧ１を４連勝したことが評価され、最優秀３歳牡馬とのダブル受賞となった。同馬は今月３日のＢＣクラシック１４着を最後に引退、種牡馬入りが発表されている。

　昨年の年度代表馬で、ロアリングと同じゴスデン厩舎のエネイブル（牝４）は最優秀古馬に選出。２年連続の年度代表馬は逃したが、凱旋門賞連覇、ＢＣターフ優勝の実績が評価された。