岩手競馬、開催休止延長 17〜19日の水沢開催も取りやめ

[ 2018年11月14日 05:30 ]

 岩手県内で出走した競走馬4頭から相次いで禁止薬物が検出された問題で、県競馬組合は13日、レースの休止期間を10〜12日から延長し、17〜19日の水沢開催も取りやめると発表した。同組合は、再発防止対策として禁止薬物陽性馬を出した高橋純厩舎の管理馬を除く、在厩馬717頭を対象とした任意の抽出検査(16日に結果判明予定)を行っている最中。

 休止が長期化すれば経営への打撃は必至だ。組合は単年度収支で赤字にならないことを条件に、県などから約330億円の融資を受けており、事業廃止の可能性も懸念される。

 岩手競馬では、これまで7〜10月のレースに出走した4頭からボルデノン(筋肉増強剤)が検出された。

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2018年11月14日のニュース