【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】8日東京8R 鞍上に名手を迎えたインシュラーが混戦を制す

[ 2018年10月8日 08:00 ]

 日曜東京メインの毎日王冠で1番人気に応えたアエロリットは、凄みすら感じさせる圧巻の勝ちっぷりだった。逃げて自らペースをつくり、コースレコードに0秒3差と迫る1分44秒5の好タイムで後続に1馬身1/4差。完璧な手綱さばきでVに導いたモレイラも素晴らしいが、このレースに限っては、鞍上よりも馬の強さが際立った感がある。今後の路線は未定とのことだが、どこに出走してきたとしても、確実に重い印を打つことになるだろう。

 3日間開催ラストとなる本日の当欄で取り上げるのは東京8R。人気を予想するのが難しいほど、傑出馬が不在の難解な一戦。どの馬から入っても妙味のある配当が期待できる。◎指名はインシュラー。新馬勝ちを飾った後は気性難が災いして伸び悩んでいたが、昨秋に去勢されてから徐々にレースぶりが安定。今夏には北海道に遠征し、函館芝1200メートルの500万戦で鼻差2着→0秒2差の5着と2戦続けてV争いを演じた。連闘での出走だったため、その後はひと息入れたが、今週の最終追いでは楽な手応えで先着。一段と良化したムードが漂う。新馬戦Vを飾った東京芝で、鞍上には戸崎を起用。勝ちにきた一戦とみた。

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2018年10月8日のニュース