【阪神新馬戦】スケール大きい米国産フォート

[ 2018年6月15日 05:30 ]

 【栗東ドキュメント=14日】今月から2歳戦がスタート。柏原が注目しているのは米国産(外)フォートワズワース(牡=西村、父ヴェラザノ)だ。十分に乗り込みを重ね、先週は坂路4F51秒5(ラスト13秒6)を計時。今週は余力たっぷりに4F52秒5、ラスト12秒4にまとめた。三藤助手の感触がいい。

 「体は500キロ。大型で完成途上だけど、それでも時計が出ているようにポテンシャルが高い。大人びた気性で乗りやすいし、折り合いはつきますよ」

 米国デビューの父ヴェラザノは無敗4連勝でウッドメモリアルS勝ち、ハスケル招待Sと合わせてダート9FのGIを2勝。その後は欧州に移籍してロッキンジS3着、クイーンアンS2着と芝マイルGIで好走した。初年度産駒とあって適性は未知だが将来は二刀流!?祖母がラグズトゥリッチズ(ケンタッキーオークス、ベルモントS勝ち)という母系からもスケールの大きさが伝わってくる。

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2018年6月15日のニュース