【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】10日阪神11R 素質馬ワンブレスアウェイに重賞初Vの好機到来

[ 2018年6月10日 08:00 ]

 毎年、春の東京G1・5連戦が終了した翌週に行われているエプソムC。芝中距離部門で飛躍を狙う魅力的な新興勢力が集結するケースが多く、格付はG3でも注目度の高い重賞と言えるだろう。今年の顔ぶれも、上位数頭はハイレベル。◎指名したディープインパクト産駒の4歳馬サトノアーサーはG1級の逸材とみており、結果だけでなく、今後に向けてレース内容までじっくりと吟味したい。

 当欄では、紙面に予想の根拠を掲載していない阪神11R・マーメイドSをピックアップ。重賞を獲れる器とみて、ずっと重い印を打ち続けてきたワンブレスアウェイにこん身の◎で勝負だ。昨夏に条件クラスを卒業後は、5戦連続で牝馬限定重賞に出走。ウイークポイントの出遅れ癖が響いて10→8→6→11→6着と掲示板(5着以内)にも載れていないが、優勝馬との着差は0秒6→0秒3→0秒5→0秒6→0秒7。どのレースも着順ほどは負けていない。最近出走したハンデ戦より1キロ軽い53キロのハンデとなったのは、実力を考えれば非常にラッキー。この中間、陣営が熱心に行ったゲート練習の効果でポンと発馬を決めることができれば、待望の重賞タイトルに十分手が届くとみた。ちなみに、このマーメイドSもエプソムCも梅崎、小田の両先輩と同じ馬に◎。非常に珍しいケースだが、もちろん“吉兆”と信じてドンと馬券を買いたい。

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2018年6月10日のニュース