【日本ダービー】エナジー、特別実習 目指すは二刀流王者

[ 2018年5月23日 05:30 ]

テーオーエナジー
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 テーオーエナジーのオリエント牧場は新冠町の「サラブレッド銀座」の一角にある。中川譲さん(42)は「丈夫に競馬に使える馬」を育てるのがモットー。冬場も夜間放牧を行い、体質強化を目指す。カネヒキリとの間に生まれたエナジーは「バランスも取れ、見栄えは凄く良かった」と評判も高く、16年北海道セレクションセールで1566万円(税込み)で落札された。代表馬トーホウシデンは00年ダービー4着→菊花賞2着。「特に菊花賞は勝ったと…」と脳裏に焼き付いている。ダービー挑戦は11年オールアズワン(8着)に続き3頭目。譲さんは「血統的にはダート向きですがダービーは出るだけでも光栄なこと。頑張ってほしい」と奮闘を願っている。

 ▼オリエント牧場 新冠郡新冠町。代表は中川信幸氏(譲さんの父)。繁殖牝馬は20頭。活躍馬はトーホウシデン(03年中山金杯、00年菊花賞2着)、オールアズワン(10年札幌2歳S)、ストークアンドレイ(12年函館2歳S)。 

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