【馬券顛末記】ここまでの雨量は予想できず大荒れ…ゴールの瞬間「そっちかい!!」

[ 2018年5月13日 17:00 ]

<ヴィクトリアM>上位3頭は大接戦に…。勝ったのはジュールポレール(黒帽)
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 【馬券顛末記】京都は1R前から雨。午後には強まりダートは水が浮いたコンディション。前日の時点でここまでの雨量は予想できなかった。案の定、馬券は大荒れ。芝では3Rメイショウタオタカ(2着、父バゴ)に、4Rサツマノクロジョカ(2着、父サムライハート)と“しぶい血統”が高配当を演出。当方の印も抜け、抜けの連発。前日のパチンコで膨らんだサイフも諭吉さんが1枚、また1枚と姿を消していった…。

 京都は勝負にならないと、早々に東京・新潟へ馬券をシフト。それでも雨雲の流れは早く2場ともに午後から雨となり、こちらも撃沈。悪い流れのままヴイクトリアマイルを迎えた。

 これまで強くなる雨に馬券は翻弄(ほんろう)されてきたが、内心はガッツポーズ。なぜなら勝負のG1◎アドマイヤリードはステイゴールド産駒で雨は歓迎のタイプだから。昨年も雨残るやや重馬場のなかを馬群を縫って突き抜けた。ただでさえ、リピーターの強いレース。連覇に期待が高まる。

 レースは中団から。前も流れる理想的な展開だったが、内の重たい馬場で伸びきれない。逆に外をスムーズに加速した△ジュールポレール、○リスグラシューはすごい伸び脚だ。最後まで本命を迷った▲レッドアヴァンセも勢いがいい…。結果は◎アドマイヤリード8着。勝ったジュールは昨年の3着馬で、ゴールの瞬間「そっちかい!!」と思わず声が出た。

 同じリピーターに注目した関西版1面予想の小林記者は◎→○→△(3連単6万3640円)の的中。「単勝・3連複」の馬券プレゼントに成功した。流れが悪いとこうなるものか…。それでも、やまない雨はない。来週のオークスまでに、しっかり気持ちを切り替えたい。(大阪・細原邦央@京都競馬場)

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2018年5月13日のニュース