【ヴィクトリアM】波乱…8番人気ジュールポレールG1初制覇!昨年3着の無念晴らした

[ 2018年5月13日 15:40 ]

<ヴィクトリアM>(右から)1着・ジュールポレール、ハナ差2着・リスグラシュー(16)、クビ差3着・レッドアヴァンセ(6)の大接戦
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 マイル女王を決める古馬牝馬限定のG1「第13回ヴィクトリアマイル」(芝1600メートル)が13日、東京競馬11Rで行われ、幸英明騎手騎乗の8番人気・ジュールポレール(牝5=西園厩舎)が優勝。大接戦を制してG1初勝利を挙げた。

 先団で競馬を進めたジュールポレール。直線では馬場の真ん中を通って末脚を伸ばし、大外から追い込んだ2着の1番人気リスグラシューの強襲を鼻差しのいだ。さらに首差の3着には7番人気レッドアヴァンセが入った。勝ちタイムは1分32秒3(やや重)。

 勝ったジュールポレールは父ディープインパクト、母サマーナイトシティという血統。前哨戦3着から臨んだ昨年の同レースは3着惜敗。秋のエリザベス女王杯では16着と大敗したが、今年も前哨戦の阪神牝馬Sで5着と好走し、本番に臨んでいた。通算戦績は14戦6勝。

 鞍上の幸は中央G1通算7勝目で今年は初勝利。管理する西園師は中央G1通算4勝目で今年は初勝利。

 春の女王決定戦の位置づけで06年に創設されたG1競走。G1馬6頭が集結したハイレベルな一戦を制し、ジュールポレールが初のG1タイトルを手にした。関西馬は6連覇。

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2018年5月13日のニュース