【フェブラリーS】ミスターX 悲願の制覇へノンコノユメ

[ 2018年2月18日 05:30 ]

 東京11R・フェブラリーSはノンコノユメ。同レースは3歳重賞ユニコーンSとの関連性が高い。昨年の1、2着ゴールドドリーム&ベストウォーリアはそれぞれユニコーンSの覇者だ。15年のユニコーンSを勝利したノンコノユメ。昨年のフェブラリーSは去勢後で本調子を取り戻しておらず7着に敗れたが、戴冠の権利はしっかり手にしている。

 何より前走・根岸Sを見れば復調は明らかだ。初距離の1400メートル戦でレコードを叩き出したのだから恐れ入る。東京ダートマイルは通算で【4・1・1・2】の得意舞台。末脚一手のタイプだけに包まれやすい内枠は嫌だったが、12番枠なら力を発揮できるだろう。16年のフェブラリーS(2着)で届かなかった悲願のJRA・G1制覇へ、態勢は整っている。馬単(12)から(2)(6)(9)(10)(14)(16)へ。

 小倉11Rはダッシングブレイズに託す。前走・エプソムCは器用な立ち回りで重賞初勝利。それまで重賞戦線で上位人気に推されながらも惜敗してきた悔しさを一気に晴らした。その前走が昨年6月とブランクの長さが気になるだろうが、10週以上の休み明けを4戦2勝、半年以上の休み明けを1戦1勝と鉄砲は利くタイプ。中間も入念に乗り込まれ、いきなり力を出せる状態だ。

 前走・エプソムC(芝1800メートル)でマイラーのイメージを払しょくすることにも成功。1800メートル戦を勝ち切った経験は今回に生きてくる。伝統のハンデ重賞・小倉大賞典は、過去10年で57キロを背負った馬が【25112】と好成績。平穏決着が少ない反面、ハンデキャッパーに評価された馬は好走している。小倉出身の浜中に導かれ、重賞2連勝だ。馬単(6)から(1)(4)(12)(13)(14)へ。

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2018年2月18日のニュース