【京都記念】クリンチャー完勝!同世代の皐月&ダービー馬を下し自信「あとはG1タイトルだけ」

[ 2018年2月11日 15:45 ]

<京都11R・京都記念>藤岡佑を背に京都記念を勝利するクリンチャー(手前)
Photo By スポニチ

 G1馬4頭が集結した伝統の重賞「第111回京都記念」(G2、芝2200メートル)が11日、京都競馬場11Rで行われ、藤岡佑介騎手騎乗の4番人気・クリンチャー(牡4=宮本厩舎)が優勝。重賞初制覇を飾った。

 好スタートから先団につけたクリンチャー。直線では内から伸びるモズカッチャン、外から迫る同世代の皐月賞馬アルアイン、ダービー馬レイデオロを退けて先頭でゴール板を駆け抜けた。1馬身差の2着には3番人気のアルアイン、さらに首差の3着には1番人気レイデオロが入った。勝ちタイムは2分16秒3(重)。

 勝ったクリンチャーはデビュー8戦目にして重賞初勝利。昨年の牡馬クラシックに皆勤し4着→13着→2着とタイトルにあと一歩及ばなかったが、今年初戦で、昨年は後塵を拝した同世代の皐月賞馬、ダービー馬を見事に撃破した。

 鞍上の藤岡佑は「思ったよりスタート決まって、本当によく差し切ってくれた」とレースを回顧。「今まではとは違うパターン(の競馬)によく応えてくれました。馬がよく反応して差し切ろうと意欲を見せてくれた。強かったですね」と愛馬を労った。「自信を持てる内容だった。あとはG1タイトルだけです」と最後まで力強い言葉を並べた。

続きを表示

2018年2月11日のニュース